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Media Spice!
松木直也のマイイートロード
 *** No.10
パーティなどのケータリングや雑誌の連載、
さらに海外での個展など幅広いフィールドで活躍中の料理創作ユニットGoma。
今回は、料理界に新風を巻き起こしているGomaさんのアトリエを訪ねました。
 枠にとらわれない考え方、それが料理創作ユニット、ゴマ最大の魅力。
 僕は今回初めてお会いしたけれど、これまでの「料理」についての概念が飛んでしまう程のインパクトがあった。3人とも料理を習った経験もなく、粘土あそびや、砂場ごっこをするように楽しくって仕方がないといった感じで料理を作ってしまう。僕が特に驚いたのは「すしパフェ」。パフェといえばチョコやフルーツで作るのが定番だけど、あの同じガラスの器にごはん、イクラ、オリーブ、たまごなどを重ね、その上に野菜スティックや飾り付け用の小さな傘なんかも乗せてしまう。これがおいしそうで、かわいらしくて、こんなアイデアって、いいよなぁと思った。
 
Goma(ゴマ)さんプロフィール

アラキミカ、遠藤順子、中村亮子3人による料理創作ユニット。
パーティーやイベント時のケータリング、雑誌、Web上での連載など、ジャンルや物事に捕らわれる事のない、自由で新しい料理活動を目指して幅広く活躍中。2000年からはケータリングチームのCUEL、お菓子研究家の福田里香さんと一緒にEAST WEST KITCHEN LINEも結成。カフェや映画館などでも、食べ物をテーマにイベント等を行っている。

■ 活動インフォメーション ■

□2002年8月16日
 『GOMA'S KITCHEN FACTORY』発売
□9月12日〜16日
 新刊出版記念イベント@フォレット原宿LAPNET SHIP
□10月18日〜23日
 『赤ちゃん展0123』@表参道ロケット

 自由な発想って言葉で言うのは簡単。でも、本当に実現させていくというのは、ただ元気なだけでは続かない。ゴマを見ていると、「この人たちには何かがある」とどんどん気になっていく。3人ともメイド・イン・自分というオリジナルな人なのだろう。
 ゴマは、料理ばかりではなく雑貨やアクセサリーなども作り出す。彼女たちは料理も雑貨もアクセサリーも作ることにおいては、それぞれ差がない。やりたいことを楽しく、それを誰かが気にとめてくれたり、喜んでくれたりすることが創作のエネルギーなのだ。
 ここで僕は料理ってそもそも、こういうものではなかったか、というような気にさせられてしまった。なぜならば、例えばフレンチの三ツ星にしても、盛り付けにセオリーはないからである。結局そのシェフの感性で作られていくわけで、この解き放たれた発想が魅力を創り出していく。彼女たちもこれは同じで、「うん、こういうのってアリだよな」というゴマの工夫には異星人的な驚きがある。
 さぁ、あなたもゴマの世界に浸ってみてください。好きな映画を題材に作られた料理の数々、いいでしょう?

 


まるでおもちゃ箱のようなGomaさんのアトリエ。
彼女たちは、感じたままに、なんでも自由に創作して楽しんでしまう天才です。

KIMAMA NA COMPORT
なまいきシャルロット編

シャルロット・ゲンズブールの魅力があますところなく溢れているこの映画は、Goma3人が大好きな映画。あまり時間をかけずに作るこのコンポートはちょっと固め。まるで甘酸っぱくてわがままで移り気な女の子のような味。木陰なんかで食べるとおいしいですよ。

1、2、3、太陽!
少女=やっぱ、桃でしょ。青いやつってことでソルダムのコンポート。それでもちょっとしたしゃれっ気が欲しくって皮をしましまにしたり、水玉にしたり。なのに写真だとよくわかんなくて、ムム、ガッカリ。一緒に盛り付けてある氷もね、シロップに色つけて凍らせて…冷たくってさっぱりしておいしいのよ。

GRAND CANION STEAK/テルマ&ルイーズ編

リドリー・スコットが描いた女友達2人のロードムービーは、やはりいかにもアメリカン!なイメージ。という訳で大きなお皿に山盛りステーキ!女友達と2人で食べて友情を深めましょう。(ひとつのお皿に2人前を盛ること!)。これでかなりのスタミナがつき、男なんて軽くぶっとばせる!…かも?

控えめなんて犬に喰われろ!
このステーキのイメージは、まさにあのごつごつしたグランド・キャニオン!雰囲気を出す為に以前よく撮っていた空の写真をプリントアウトして背景にしました。がけっぷちから飛び込む勢いでガツガツ喰う!すごーくタフなステーキです。

5姉妹のプチケーキ/ヴァ−ジン・スーサイズ編


姉妹はキラキラ光ってた。
笑顔が眩しい金髪美少女に捧げるプチ・ケーキは、
それぞれにデコレーションを違えておめかししてある。
染みこませたピーチ・リキュールは少し背伸びした少女によく似合う。
甘酸っぱい桃の香りはまさに青春、なのです。





 

 

パウンドケーキ(18cm角の型1台分)

<材 料>
無塩バター 200g
グラニュー糖 170g
薄力粉 220g
ベーキングパウダー 小さじ2
卵 3個、牛乳 大さじ3
ピーチリキュール 適量
生クリーム 適量
デコレーション用のアラザンなど 適量

<作り方>
1 バターを室温に戻して柔らかくしておく。泡立て器で混ぜてクリーム状にする。グラニュー糖を加えて白っぽくなるまで混ぜ合わせる。 牛乳も加えて混ぜる。
2 卵を別のボウルで溶く。1のボウルに3〜4回に分けて加え、その都度よく混ぜ合わせる。
3 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておいたものを一気に加えて、ゴムベらでさっくり混ぜ合わせる。
4 180℃のオーブンで40〜45分焼く。焼き上がったらオーブンから取り出して、型に入れたままケーキの表面に竹串などで、適当に数カ所さす。はけでリキュールをしみこませるようにぬる。
5 粗熱がとれたら型をはずす。完全に冷めたら5cm角にカットする。
6 グラニュー糖(分量外)を適量加え、7分立てに泡立てた生クリームをぬって、好きなようにデコレーションする。
*パウンドケーキは作りやすい分量になっています。

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