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Media Spice!
松木直也のマイイートロード
***No.55

フォークデュオ『アコジィ』の
『春うらら、KANAGAWAの畑パスタ海パスタ

今回は若いお客さまの登場です。
フォークデュオ『アコジィ』のケイイチさんとケンジさんは、2001年の結成以来、“出会い”をテーマに音楽活動に励んでいます。
そんな2人に、神奈川の畑と海で出合った食材を使ってパスタ作りにチャレンジしてもらいました。

写真:川田雅宏
取材協力:勅使河原 加奈子

フォークデュオ『アコジィ』の『春うらら、KANAGAWAの畑パスタ、海パスタ』


 『アコジィ』は、ケイイチさんとケンジさんによる男性2人組フォークデュオ。まだメジャー・デビューこそしていないものの、彼らが奏でる美しいハーモニーにはファンが多く、井の頭公園での路上ライブには毎回100人もの人集りができるほどだ。

  また、2人のライブを見て感動した学校の先生からの依頼で高校の校歌を手がけたり、2007年に作った『おかえり』という曲が立川市のイメージソングに起用されるなど、“出会い”をテーマにした独自の世界観が多くの共感を呼んでいる。

  ちなみに、『アコジィ』の主な活動拠点は東京。が、横浜にもまた“特別な思い”があるという。

「以前、横浜で路上ライブをやったとき、無名の僕たちの演奏に50名以上の人が足を止めてくれたんです。中には『アコジィだ!』って知ってくれている人もいて。音楽に精通した街だと思ったし、何より人のあたたかさが嬉しかったですね」とケンジさん。

  そしてケイイチさんも「幼い頃、よく親に逗子に連れて来てもらいました。だから今でも海が大好きだし、逗子に来るとその頃の気持ちが甦ります」と。

  4月には初のツアーを横浜からスタートさせる『アコジィ』。ならば神奈川の「食」の魅力も知ってもらおうではないか。そう思い、まずは2人を藤沢のトマト生産者・佐藤喜章さんの畑へお連れした。

  藤沢は神奈川有数のトマトの産地。年間約3000トンの生産量を誇り、県内におけるトマト作りは藤沢の篤農家(農業に熱心で研究的な人)が大正中期にガラス温室で栽培したのが最初とも言われている。

  畑に実ったトマトを見るなり、「食べてもいいですか?」とケイイチさん。佐藤さんは「お好きなだけどうぞ」とにっこり。トマトをもいでその場で口にした2人は、 「まるでフルーツみたい!」「こんなにおいしいトマトは初めて!」と歓喜の声を上げていた。また、「おいしいトマトを作る秘訣は?」との質問に、佐藤さんは 「20年トマトを作り続けているけど、未だに分からない。天候にも左右されるし、まったく同じ方法で作っても絶対に同じ味のトマトはできないからね。毎年1年生だよ」と。その言葉を聞いた2人は、「これまでは何気なく野菜を食べていたけど、これからは野菜に感謝します!」と力強く宣言。

  その後、逗子・小坪漁港に移動し、朝穫れの魚介が並ぶ鮮魚店で鯵を購入。今回は2人にトマトと鯵を使ったパスタ作りに挑戦してもらうことにした。

  なぜかというと、彼らは飲食店でのアルバイトをきっかけに料理作りに開眼。現在も料理をよく作るそうだが、パスタについてはほとんどレパートリーがないらしい。理由は「どうやってもレストランで出てくるような本格的なパスタが作れない」からだと言うが、まだまだ若い2人、あきらめは禁物。ということで、プロの料理人においしいパスタの作り方を伝授してもらおうということになったのだ。

  料理を教えてくれたのは、目黒にあるレストラン『グースト』(イタリアン)のオーナー・小松岳史シェフ。自然体で話しやすいお人柄で、素材を重視した料理は、味はもちろん見た目もとても美しい。そんな小松シェフに、神奈川のトマトを使った“畑パスタ”と、鯵を使った“海パスタ”を伝授していただいた。

  まずは小松シェフがデモンストレーション。分かりやすく丁寧な解説に、2人は「なるほど!」と聞き入る。また、彼らのパスタ作りの常識を覆す小松シェフの理論やアイデアには「エッ!?」と驚きの連続。

  私が「さすが!」と思ったのは、いずれも一般人が真似できないような高度な技を必要としない点だ。

「テーマは“家にある食材で作れるけど、家では作れない味”。料理自体は難しいものではないので、コツさえ掴めば誰でも作れますよ」と小松シェフ。

  ではでは、『アコジィ』にも作っていただこう。ケイイチさんが“海パスタ”、ケンジさんが“畑パスタ”を担当。最初は少し緊張した面持ちで鍋をふるっていたが、自分たちが作ったパスタを試食をした瞬間、2人は大きく目を見開き、互いの顔を見合わせた。「ウマい!」という感動と「うっそー!?」という驚きが同時に押し寄せてきた、そんな様子であった。

  実際、私も2人が作ったパスタを試食して驚いた。まず“畑パスタ”は、トマトソースの甘みと菜の花のほのかな苦みが、クリーミーなモッツァレラによって見事に繋がれている。そして“海パスタ”は鯵の臭みがまるでなく、キヌサヤの食感やショウガの香りが斬新。食材自体は「和」でありながら、味は「イタリアン」そのものだ。いずれも、“料理好きの青年が作ったパスタ”の域をはるかに超越している。

  「料理を作っているときに浮かんだのが、トマトをくれた佐藤さんと漁港で働く漁師さんの顔。生産者の方が一生懸命作った食材を使わせてもらうからには、絶対においしい料理を作りたいと思いました。それに、ちょっと手間を加えるだけでパスタがこんなにもおいしく作れるなんて…。今回教えていただいた料理は、僕たちの得意料理にします!」。

  最近、都会のマルシェが人気を集めている。それは、生産者と話をし直接食材を受け取ることの大切さや有り難みを、みんなが感じているからだと思う。神奈川県内にも直売所を設けている畑や漁港は多い。

  春は畑&海の幸が豊富な季節。新鮮食材をゲットして、おいしいパスタを作ってみてはいかがかな?
 

 
PROFILE

アコジィ
ケイイチさんとケンジさんが、「アコ・・ ースティックギターをジィ・・さんになるまで弾こう!」という思いで結成したフォークデュオ。テレビ朝日系『ストリートファイターズ』では、現在も含め2年以上全国ランキング10位以内をキープし、2006年には1位の座に輝く。声質の異なる2人のハーモニーが多くの人々の心を惹きつけている。


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藤沢のトマトを使った“畑パスタ”


藤沢のトマトを使った“畑パスタ”  
藤沢のトマト   【材料(1人前)】
パスタ(カサレッチェ)………70g
菜の花………4〜5本
モッツァレラチーズ………25g
トマトソース………100cc
オリーブオイル………20cc
鷹の爪………1/2本
ニンニク………1/2ケ
フレッシュトマ………1/4ケ分
バジリコ………1〜2枚

畑パスタ(菜の花とモッツァレラのトマトソース カサレッチェ)の作り方
@ フライパンにオリーブオイル、芯をとり軽くつぶしたニンニク、鷹の爪を入れて弱火にかけ、バチバチ音を立て始めたら鷹の爪を取り出す。その後ニンニクを軽くつぶしながら炒め、表面に軽く焦げ目がついたら取り出して火を止める。
A 沸騰した湯に塩を入れ(湯を舐めてしょっぱいと思うぐらいたっぷり)、パスタを茹でる。
B @にトマトソースを加えて再び火にかける(オイルが熱いうちにソースを加えるとバチバチはねるので注意!)。そこにフレッシュなトマトを加え、軽く煮込んで火を止める。
C パスタが茹で上がる約1分前に、Aの鍋にざく切りにした菜の花を入れパスタと一緒に茹でる(まず茎の部分を入れ、少し時間をおいて葉の部分を入れよう)。
D Bのソースを火にかけて煮立たせておき、その中に湯から上げたパスタと菜の花を投入。軽く絡める程度で火を止め、最後にモッツァレラチーズと細かく刻んだバジリコ、オリーブオイルをかけてフライパンを軽くあおれば完成!

POINT!
自家製トマトソースを作るべし
自家製と聞くと「ムズカしいんでしょ?」と思う方、多かろうと思いますが、実は意外とカンタン。「作り方」@の行程同様にオリーブオイルにニンニクと鷹の爪の香りを移し、そこに皮をむかず種もとらずのトマトを入れ、40分ほどグツグツ。最後にそれをミキサーにかけるだけ。冷蔵庫で保存すれば1週間ぐらいもつので、作りおきしておくとかなり役立ちます。
  自家製トマトソース  
これまで、トマトソース=家庭で作れるものじゃないと思っていたので、自分でも作れることが分かって感動しました。また、いい食材を使って調理のポイントをおさえるだけで、こんなにもパスタの味が変わるとは。自分で作ったとは思えません(笑)。
アコジィ ケンジさん

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小坪漁港の鯵を使った“海パスタ”


小坪漁港の鯵を使った“海パスタ”  
小坪漁港の鯵   【材料(1人前)】
パスタ(バヴェッティーニ)…70g
真鯵(100gサイズ)……… 1尾
ニンニク……… 1/2ケ
鷹の爪………1/2本
オリーブオイル………20cc
キヌサヤ………10枚
アンチョビ………1/2枚
白ワイン………適量
ショウガ(千切り)……… 少々
万能ネギ……… 少々
パセリ……… 少々

海パスタ(真鯵とキヌサヤのバヴェッティーニ)の作り方
@3枚におろして小骨を抜いた鯵の両面に塩を振り、キッチンペーパーで包んで5分ほど置くことで余分な水分と臭みをとる(塩はフライパンで空煎りするとまぶしやすくなります)。
Aフライパンにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れて弱火にかけ、香りがオリーブオイルに移ったら鷹の爪とニンニクを取り出して火を止める(畑パスタの「作り方」@同様)。
B沸騰した湯にたっぷり塩を入れ、パスタを茹でる(最後にフライパンでソースとよく絡めるので、パスタの茹で時間は約1分ほど短めに)。
CAに@の鯵を入れて弱火で炒める。鯵のまわりが白くなってきたらアンチョビを加えて一緒に炒め、鯵を裏返す。そこにみじん切りにしたパセリと白ワイン、お湯を加えて鯵を軽くほぐす。
D煮立ったCに茹で上がったパスタを入れてよく絡め、千切りにしたキヌサヤを加えて軽くフライパンをあおり火を止める。最後に万能ネギとショウガ、オリーブオイルを加えて軽く絡めれば出来上がり!

POINT!
「アンチョビ」で
おいしさUP!

このパスタの“陰の主役”といっても過言ではないのが、「アンチョビ」の存在。オリーブオイルにアンチョビを溶かして鯵を炒めることでその風味が鯵にプラスされ、パスタの味をグーンとアップさせてくれます。
  アンチョビ  
茹でるときの塩加減もそうですが、パスタをおいしく作る秘訣は意外と身近なところにあるものなんだと驚きました。今回教えていただいたパスタの鯵は、干物やオイルサーディンでも代用ができるそうなので、絶対に自宅でも作ろうと思います。
アコジィ ケイイチさん

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いろんな種類のパスタを使いこなしちゃう




 

@スパゲッティーニ
もっとも一般的なロングパスタ。トマトソースからオイル系まで何にでも使えます。

  A全粒粉パスタ
ベーコンやキノコなど、味の強い素材と相性抜群。全粒粉の香りがそのまま味わえます。
  Bバヴェッティーニ
楕円形をしているロングパスタ。魚介の旨みを含みやすい。“海パスタ”で使ったのもこちらです。
 
             
  Cカサレッチェ
“畑パスタ”に使用。シンプルなソースの味が入りやすいのが特徴。
  Dフジッリ
らせん状のショートパスタ。ミートソースなど具材の小さなソースにマッチ。
  Eペンネ
具材の大きなクリームソースに最適。具材とともにフォークに刺して食べよう。
 
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レストラン『グースト』に注目!
今回料理を教えていただいた小松シェフは、大学を卒業後アパレル企業に就職するも一転、25歳から料理の世界へ。都内のイタリアンレストラン数軒で修業ののち、イタリア、スペインに渡り腕を磨いた。そんな小松シェフが2006年にオープンしたレストラン『グースト』では、イタリアンをベースにスペインのエッセンスを加えた地中海的な軽やかな料理が味わえます。イタリア&スペインのワインも充実。
レストラン『グースト』(イタリアン)
<住所>東京都目黒区大橋2-8-21 1F
<電話>03-3466-1212
<営業時間>ランチ11:30〜14:00(L.O.)
ディナー18:00〜21:30(L.O.)
<定休日>月曜日(祝祭日の場合は翌日)・
第3日曜日

http://www.gusto2006.com
レストラン『グースト』



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横浜で『アコジィ』のハーモニーを聴こう!
この春、『アコジィ』が神奈川、千葉、栃木、茨城、群馬、埼玉、東京の1都6県を回る「この指とまれ〜関東リレーツアー2010」を開催!記念すべきツアー初日の会場は、横浜・山下町にあるライブハウス『F.A.D YOKOHAMA』。ぜひ、優しいハーモニーに癒されてください。
この指とまれ〜関東リレーツアー2010
神奈川公演
<日程>4月25日(日) 16:30開場 /17:00開演
<会場>F.A.D YOKOHAMA
<チケット料金>
2,500円(税込/自由/ドリンク代別/整理番号付き)
問 ホットスタッフ・プロモーション
03-5720-9999 http://www.red-hot.ne.jp/
<『アコジィ』オフィシャルHP>http://aco-g.jp/
アコジィ
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