畑のらー油

畑と人と企業をつないだら、
ヨコハマの“辛さ”ができました!

横浜市西区の居酒屋「大ど根性ホルモン」のオーナー、椿直樹さんは長年、横浜の地産地消を推進してきました。まず、店で使う食材の9割以上は横浜産です。また、年に数回は市内の小学校で、子どもたちに地元の畑の話をするなど、食育の活動をしています。
椿さんは、2015年から新たな活動「大ど根性ファーム」をスタートさせて、今年は4シーズン目を迎えました。
「市民参加型の6 次産業をやりたかったんです。保土ヶ谷区の苅部さんの畑をお借りし、唐辛子、ピーマン、ナス、カボチャなどをつくっています。唐辛子は収穫して干した後、神奈川区にあるごま油の老舗、岩井の胡麻油さんのラー油に漬けて、<畑のらー油>として商品化しています」(椿さん)
約30名の参加メンバーは、5月に種つけをして、途中、草とりなどの作業をしつつ、9月に収穫します。干す作業は、汚れを丁寧に落としたり、傷んでいるものは除いたりと、想像以上に手間がかかるそうです。干す期間は1週間くらい。乾燥させ過ぎると割れて不純物が入るので、セミドライくらいでラー油に入れるのがポイントです。
「ラベルの絵は参加者に書いてもらっています。私は、おいしい料理を提供したい、おいしいものを食べたいという気持ちももちろんありますが、食を通じて、人のネットワークをつくりたい。そういうほうが強いかもしれませんね」(椿さん)

唐辛子ワンポイントメモ

ハバネロやハラペーニョはピクルスにしてもおいしい。ピクルス液は一般的なピクルスと同じ。コツは一口サイズに切ってから漬けることで、丸ごと漬けるよりも味が馴染みやすくなる。また、辛さが移るので、他の野菜などはいっしょに漬けないこと。唐辛子系のピクルスは、そのまま食べてもおいしいが、細かく刻んで、ハンバーグ、ポテトサラダ、タルタルソースなどに入れても美味!


大ど根性ホルモン オーナー

椿 直樹さん

横浜生まれ。料理人を志した当時はフランス料理 とスペイン料理を学ぶ。スペイン料理の店で働い ていたときに横浜産野菜のおいしさを知り、衝撃 を受ける。以来、「横浜を地産地消の一大都市に する」ことを目指し、活動中。

大ど根性ホルモン

横浜市西区北幸2-13-4 第7NYビル B1F TEL.045-320-3077
https://daidokonjyohorumon.owst.jp/

横浜市西区戸部にあった「ど根性ホルモン」が現在の場所に移転し、店舗が大きくなったのを機に、店名も「大ど根性ホルモン」に。野菜や肉、乳製品から調味料に至るまで、使用する食材の9 割以上は横浜産。新鮮野菜をたっぷり盛りつけた「名物!ど根性サラダ」や「『ど』でか!ハンバーグ」は、おいしいうえにボリューム感も満点で、コストパフォーマンスは極めて高い。

ど根性キッチン

横浜市泉区和泉町6214-1 TEL.045-410-8466
横浜市泉区の地産地消にとことんこだわった創作料理のレストラン。リーズナブルなランチメニューも使われている食材はほぼすべてが泉区産で、泉区が食材の宝庫であることに驚くはず。

名物!ど根性サラダ

1日に必要な野菜、350gは余裕で摂れる名物メニュー。シンプルなポン酢ドレッシングが野菜本来の味わいを引き出す。¥950。

このページのトップへ