おいしい、たのしい、イタリアから

イタリアの土鍋で作る、あったかパンと野菜のスープ

「リボリータ」

土鍋といえばなんとなく和のイメージですが、実はイタリアにも「テッラコッタ鍋」と呼ばれる土鍋があるのです。今回は、テラコッタ鍋を使う代表料理のひとつ「リボリータ」をご紹介。たっぷり野菜とパンを煮込んだ、イタリア版「おじや」とも言える、温かくてやさしいスープです。固くなったパンを煮込むことで柔らかくして食べる、家事を切り盛りするお母さんの知恵にあふれた家庭料理でもあります。野菜たっぷりでヘルシーなのもうれしいメニューです。作り方は簡単、野菜を切って、あとは土鍋の保温力を利用してじっくり煮込むだけ。もちろんテッラコッタ鍋がなくても、日本の土鍋で代用できますよ。

○ 材料【2人分】

カーヴォロ・ネロ125g(ない場合はケールでもOK)、キャベツ125g、ジャガイモ125g、白インゲン豆(茹でたもの)125g、トマト100g、ポロネギ60g(長ねぎでもOK)セロリ30g、ニンジン30g、玉ネギ1/2個、ニンニク1片、パン75g、オリーブオイル大さじ3、塩・こしょう適量

○ 作り方

  • ニンジン、ジャガイモ、セロリ、玉ネギ、ポロネギを約2cmの角切りにします。
  • イタリア野菜のカーヴォロ・ネロは葉の芯を取り除き、角切りに、キャベツも角切りにします。
  • 鍋にオリーブオイルを入れ、温まったら、包丁の背でつぶしたニンニクを加え、香りが立つまで加熱したら、取り出します。
  • 1の野菜を火が通りにくい順に加え、中火で炒めていきます。
  • 野菜がしんなりとしたら、角切りにしたトマトを加え軽く炒めます。
  • 具が浸るくらいに水を加え、煮立たせます。
  • 2の野菜を加えてフタをします。最初はこんもりとしていますが、しばらくするとキャベツに火が通り、量が減りますので、気にせずそのまま上からフタをしてください。
  • キャベツがしんなりとしてこのように量が減ったら他の具材と混ぜ合わせ、弱火で20分ほど煮ます。
  • パンをさいの目に切り、水にさっと浸したら、ざるに上げておきます。
  • 鍋に白インゲン豆を加えます。もしこの時点で汁気が足りないようでしたら、具が浸るくらいまでお湯を足します。
  • パンを加え、塩、こしょうで味を整えたら出来上がりです。
    お好みで、唐辛子などをふりかけてもおいしいですよ。

○ 教えてくれた人

Ryoko Fujihara (藤原亮子)

フィレンツェ在住のフォトグラファー&ライター。東京でカメラマンとして活動後、2009年渡伊。現在、取材・撮影・執筆活動をしつつイタリアののびやかな景色をテーマに写真作品も制作中。

過去のレシピはこちら >>
このページのトップへ