野菜を使ったリボッリータ

リボッリータはイタリアトスカーナ地方の代表的な郷土料理でミネストローネの一種です。身近な野菜や硬くなったパンを無駄なく使うためにつくられる煮込み料理で、家庭的なやさしい味わいです。風味も食感もすばらしく、煮込めば煮込むほど味わい深くなります。

○ 材料【4人分】

玉ねぎ小1、にんじん1/2本、黒キャベツ2枚、キャベツ(皮をむいた状態で)3枚、ほうれん草3枚、じゃがいも2個、白いんげん豆200g、トマトペースト小さじ1、鶏のだし汁1リットル、熱湯0.5リットル、塩・こしょう適量、葉玉ねぎ適量、オリーブオイル適量、固くなったバケットのスライス
※黒キャベツ、キャベツ、ほうれん草は煮込みに向くほかの葉野菜でも代用できます。

○ 作り方

  • 白いんげん豆を水で戻し、1晩置く。
  • 1を、塩を入れたゆで湯で煮る。
  • 豆がやわらかくなったら全体の1/2~1/3を煮汁ごとミキサーにかける。
  • 3を鍋に戻し、残っている豆・煮汁と合わせる。
  • 別の鍋にオリーブオイルをひき、玉ねぎのみじん切りを炒める。
  • 玉ねぎに色がついてくる手前で、トマトペーストを加える。
  • 6に鶏のだし汁と熱湯を加え、沸騰したら1cm角に切ったにんじん、セロリを入れる。
  • にんじん、セロリに半分火が通ったら、黒キャベツ、キャベツ、ほうれん草のざく切り、2cm角に切ったじゃがいもを入れ、じゃがいもに火が通ったら、4の白いんげん豆と煮汁を加える。塩・こしょうで味を整える。
  • 盛りつけるときは、8を器の半分まで入れたら、固くなったバケットをのせ、上からさらに8をかける。
  • スライスした葉玉ねぎのフレッシュを上に添える。

○ ここがポイント!

すぐに食すより、翌日、翌々日の方がおいしくなっているので、時間を置いてからいただきましょう。

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